2022/2/22、ロシア軍がウクライナ東部の親ロシア派地域に侵攻した。
大事にならないことを祈りたい。
第一次世界大戦が発生した際、どの国も戦争があれほど長期化するとは考えていなかったそうだ。
人間はあとからの事象を振り返ることは得意だ。ただそれを当事者の状態で、事象の全体像を把握することは誰にもできない。
あとから歴史をふりかえれば、原因、長期化の理由、勝因などは理屈がつけられる。でも当時は誰もそれを把握できてないし、できなかった。それは今も同じ。
まずは本件が第三次世界大戦のような大きな戦争の引き金にならないよう強く祈りたい。
一方で、民主主義と独裁国家におけるリーダーの立ち振舞について以下のように考察する。
独裁国家の強み
プーチン大統領がこれだけ思い切った行動に出られるのは、やはり自分の支持率を気にしていないから。
民主国家の大統領であれば、選挙結果や野党からの反発を考慮しなければならないためここまで自国民をリスクに晒す決断はできない。
そう考えると独裁国家にも、(有能な人がリーダーについている限り)一定の強みはある。
西側陣営の焦り
アメリカ、ヨーロッパ各国、そして日本のリーダーは本件の対応にすごく困るだろうと想像する。
自国民の手前、ロシアの暴挙を許すことやそれを認める発言は許されない。
かと言って、まだ同盟国でないウクライナのために自国の兵力を投入し、戦死者を出すこともまた許されない。
できることは経済制裁を課するくらいか。
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